カテゴリ:機械科
機械科3年 テクノフェア
12/5(月)伊勢崎市にある群馬県総合教育センターにてテクノフェア2022(工業高校の研究発表会)が開催され、機械科3年課題研究「空飛ぶ車いす」班は学校代表として参加しました。4月から課題研究のテーマとして取り組んだ車いすの修理ボランティアについて、取り組みのきっかけや作業の様子、今後の目標などを発表しました。
[会場の様子]
[メンバーと寄付していただいた車いす]
[修理作業(キャスター)]
[難しいノーパンクタイヤのはめ込み作業]
生徒感想文
機械科3年 上石 瑠稀也
テクノフェア2022は群馬県の工業高校が集まる研究発表会で、令和4年12月5日(月)に群馬県総合教育センターで行われました。
そこで私たちは「空飛ぶ車いす」について発表しました。空飛ぶ車いすとは、不要になった車椅子を私達が修理して、それを必要としているアジア各国に無料で届けるプロジェクトです。
この研究発表会では、コロナ禍ではなかなかできなかった大勢の前での発表と、他校の研究について知ることができました。残念ながら最優秀賞を獲得することはできませんでしたが、このような貴重な経験をすることができたので良かったです。
この研究発表で車椅子の修理の手順や意図を皆でしっかりと共有することができたので、今後はより効率的に修理して車椅子を必要としている人々のもとへ沢山届けられるようにしていきます。
「空飛ぶ車いす」
社会福祉法人みなかみ町社会福祉協議会
http://minakamishakyo.jp/?p=3365
「空飛ぶ車椅子プロジェクトについて」
「空飛ぶ車いす」とは、飛行機で運ぶ車いすのこと。日本の工業高校生が廃棄の運命にある中古車いすを再生し、世界各地の人々にプレゼントするボランティア運動のことです。渋川工業高校機械科では令和2年8月にみなかみ町社会福祉協議会から廃棄予定の車椅子を9台譲り受け、課題研究として修理に取り組みました。台湾から取り寄せたタイヤのサイズが微妙に合わないなどのトラブルもあり、先日やっと2台が完成し、プロジェクト主催団体宛てに出荷しました。今年度はコロナで飛行機が飛ばないため、台数がまとまったところで貨物船で東南アジアに送られる予定です。現地では車椅子は非常に高価なため、日本からやってくる車椅子は大変感謝されるとのことです。
ゴム動力自動車コンテスト
一般道を封鎖した70mの特設コースでタイムを競うこのレース。
今年は緩い上り坂にコースが設定され各チームが苦戦する中順調に走って1本目11位、2本目は各チーム限界までゴムを巻いてタイムアップを狙う。昨年優勝の高崎産技専を始め有力チームがゴム切れでリタイアする中、渋工はわずかにタイムアップに成功!!
最終結果は、16秒33で13位であった。