渋川工業高校より

コロナ禍での卒業式

 3月1日(月)、本校体育館にて令和2年度卒業証書授与式が行われました。新型コロナウイルス対策により、在校生は各ホームルームにてオンラインでの参加となりました。天候にも恵まれ、厳粛な中にも心温まるものとなりました。
 卒業生は卒業証書を受け取り、未来に向かって出発していきました。
卒業後は進学や就職とそれぞれが異なる道に進むことになりますが、渋工卒業生としての誇りを胸に活躍をしてほしいと思います。

「空飛ぶ車いす」

機械科で取り組んだ課題研究「車いす修理」がみなかみ町社会福祉協議会のHPに掲載されました。

社会福祉法人みなかみ町社会福祉協議会
http://minakamishakyo.jp/?p=3365

「空飛ぶ車椅子プロジェクトについて」
「空飛ぶ車いす」とは、飛行機で運ぶ車いすのこと。日本の工業高校生が廃棄の運命にある中古車いすを再生し、世界各地の人々にプレゼントするボランティア運動のことです。渋川工業高校機械科では令和28月にみなかみ町社会福祉協議会から廃棄予定の車椅子を9台譲り受け、課題研究として修理に取り組みました。台湾から取り寄せたタイヤのサイズが微妙に合わないなどのトラブルもあり、先日やっと2台が完成し、プロジェクト主催団体宛てに出荷しました。今年度はコロナで飛行機が飛ばないため、台数がまとまったところで貨物船で東南アジアに送られる予定です。現地では車椅子は非常に高価なため、日本からやってくる車椅子は大変感謝されるとのことです。