渋川工業高校より

第三種電気主任技術者試験 合格

渋工電気科3年生の川口渚朝君(渋川中出身)が8月に実施された第三種電気主任技術者試験に合格しました。この資格は電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物の主任技術者になることができ、社会からとても必要とされている資格です。合格率は10%程度と非常に難易度が高く、高校生で合格することは大変難しい資格です。渋工では数十年ぶりの合格で、群馬県内でも高校生の合格者はしばらく出ていませんでした。試験科目が4科目あり、多くの合格者は2~3科目ずつの科目合格を積み重ねたうえで合格するのですが、川口君は初めての受験で4科目全て合格しました。川口君には勉強方法などの経験を伝えてもらい、来年度以降も後輩達が続いていけることを願っています。

卒業生からの優勝報告

令和元年度の渋工電気科卒業生である寺居瑞貴さんが「第19回光通信工事技能競技会」総合優勝の報告のため10月10日(木)に来校されました。寺居さんは現在エクシオ・エンジニアリング(株)に所属しており、同社の代表として同競技会に参加し、総合優勝されたとのことです。この競技会は全国の通信建設会社が参加し、光通信工事の技術を競う大会です。当日は電気科2年生の教室で、寺居さんから競技会の優勝報告と光通信技術に関するお話をしていただきました。生徒達も実社会で活躍する先輩の話を真剣に聞いていました。

始業式・壮行会

9月2日に始業式が行われ、2学期がスタートしました。

始業式後、表彰式・壮行会が行われました。

高校生ものづくりコンテスト自動車整備部門関東地区予選会で優勝した自動車科3年の梅津陸さんの全国大会出場が決まり、関東高等学校弓道個人選手権大会県予選で上位入賞した電気科3年の濱名朋哉さんの関東大会へ出場が決まりました。

夏休み中、熱心に活動した成果を十分に発揮できるよう願っています。

情報システム科社会人講師

7月18日にSTUDIO4℃の田中栄子さんをお迎えし社会人講師を行いました。
日本のアニメーションのなりたちから海外展開につながっていく歴史を経験者の立場から講義いただき、大変興味深く拝聴することができました。本校で学習するコンピュータプログラム等が、昨今のアニメーションで使用されるCGといった作画につながれば将来の進路選択が広がっていくと思います。大変ありがとうございました。

生徒の感想

アニメの歴史がこんなにも古くあることを知ることができました。アニメをあまり見なくなっていましたが、アニメについてもっと知りたくなりました。これからも日本のアニメが世界で人気であり続けてほしいです。

 

絵が上手い、上手くない人でもアニメーションや映画に関われるということが印象に残りました。アニメーションは絵が得意な人という考えがあったので、話を聞いて印象が変わりました。

 

好きな映画の話がでてきてうれしかった。最古のアニメーションや日本と外国の違いが知れて大人になっても覚えていると思う。最後に見たSTUDIO4℃の作品集はサイケデリックな物もあれば透き通るような美しい物もあって何でもできるなと思った。

 

アニメーションは自分が思っていたより、世界で人気で、とても大きい産業だということが分かった。アニメーションの歴史は最近から始まったものかと思ったが、かなり歴史が長かった。ためになる話が聞けて、いい機会だった。