渋川工業高校より

機械研究部 群馬県高校生電気自動車大会 特別賞受賞

第13回 群馬県高校生電気自動車大会 特別賞受賞
令和4年12月17日(土)前橋工業高等学校前駐車場で行われました。当日は風もなく天候にも恵まれました。3年生の助っ人に助けられて2台出場することができました。
 黒い車体のEMPERORを7月くらいから製作し、修学旅行や色々な行事がある中12月に完成しました。モーターも自分たちでエナメル線を巻き1から部品を機械加工して製作しました。力を入れて製作した車体が今回特別賞を受賞できたことはとても喜ばしいことです。
 今後は、さらに上位を目指しもう楽しみながら色々な競技にも参加していきたいと思います。

 

   

機械科 普通旋盤作業全員合格&群馬県技能競技大会金賞受賞

3級技能検定 普通旋盤作業全員合格 群馬県技能競技大会金賞受賞
今年度は2年生3名が受検をして3名合格をしました。8月の暑い中、4月からの基礎練習を行い、旋盤・鋼材と真剣に向き合い努力した結果が実りました。
その中で1名は検定と兼ねて実施される「令和4年度群馬県技能競技大会3級普通旋盤 金賞」を受賞することができました。これは、実技試験を満点でかつ作業終了時間が早いと受賞することができる賞です。今後も、様々な資格に挑戦して欲しいです。
機械科では、このような資格にも力を入れています。他にも、技能検定の後期試験は機械検査作業を受検しています。

 

   

JRC部 クリスマスリースワークショップ

前橋国際大学短期大学部クリスマスリースワークショップにJRC部の生徒が参加しました。「SDGsのゴール12~つくる責任つかう責任」をテーマに食品ロスを少しでも減らす取り組みとして賞味期限切れのマカロニや廃材等を使用してクリスマスリース作りに挑戦しました。

 

 

自動車科3年 群馬イノベーションアワード

12/4(日)に開催された「群馬イノベーションアワード2022」にファイナリストに選ばれた自動車科3年の小林花笑さん、相馬大輝さんの2人が参加し、電動キックボードについてのプレゼンテーションを行いました。

 

[主催]

群馬イノベーションアワード2022

https://www.gi-award.com/

 

[プレゼンの様子]

https://youtu.be/drZ5ezJEwM0?t=698

11分40秒頃~

機械科3年 テクノフェア

12/5(月)伊勢崎市にある群馬県総合教育センターにてテクノフェア2022(工業高校の研究発表会)が開催され、機械科3年課題研究「空飛ぶ車いす」班は学校代表として参加しました。4月から課題研究のテーマとして取り組んだ車いすの修理ボランティアについて、取り組みのきっかけや作業の様子、今後の目標などを発表しました。

 

[会場の様子]

会場の様子

[メンバーと寄付していただいた車いす]

寄付していただいた車いす

[修理作業(キャスター)]

修理作業

[難しいノーパンクタイヤのはめ込み作業]ノーパンクタイヤのはめ込み

生徒感想文

機械科3年 上石 瑠稀也

 

 テクノフェア2022は群馬県の工業高校が集まる研究発表会で、令和4年12月5日(月)に群馬県総合教育センターで行われました。

 そこで私たちは「空飛ぶ車いす」について発表しました。空飛ぶ車いすとは、不要になった車椅子を私達が修理して、それを必要としているアジア各国に無料で届けるプロジェクトです。

 この研究発表会では、コロナ禍ではなかなかできなかった大勢の前での発表と、他校の研究について知ることができました。残念ながら最優秀賞を獲得することはできませんでしたが、このような貴重な経験をすることができたので良かったです。

 この研究発表で車椅子の修理の手順や意図を皆でしっかりと共有することができたので、今後はより効率的に修理して車椅子を必要としている人々のもとへ沢山届けられるようにしていきます。

3学年 主権者教育

6月13日(月)、本校体育館において、主権者教育(笑える!政治教育ショーin群馬)の出張授業が3年生を対象に行われました。株式会社笑下村塾さんからお笑い芸人の「かもめんたる」さんと「みのるチャチャチャ」さんを先生としてお招きし、熱く楽しい授業が行われました。

 

https://www.shoukasonjuku.com/seijikyouiku-gunma

 

令和3年度卒業式

新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、分散登校や学校行事の制限から我慢を学んだ卒業生たちが、学び舎を巣立ちました。たくさんの困難を乗り越えた末の卒業、その重みをかみしめ未来へ大きく羽ばたいてもらいたいと思います。

 

  

学習成果発表会

1月27日、学習成果発表会が視聴覚室にて開催されました。

各科代表の3年生が課題研究で取り組んだ製作等についての発表を行ってくれました。

各科とも素晴らしい発表でした。

 

今年度もコロナ禍のため、オンライン形式で各クラスで発表を聞く形となりました。来年度は体育館で全員集まり発表会が開催出来ることを願っています。

    

第20回白陵祭家族公開

11月20日(土)、第20回白陵祭が、同居家族限定(午前・午後 入替制)で開催されました。今回は、新型コロナウイルス対策のため、模擬店は断念しましたが、各クラス、学科、文化部、委員会などの企画は例年以上に工夫が凝らされており、来校者も在校生も時間を惜しんで楽しんでいました。また、駐車場では本校自動車科、機械科の電動カート試乗に加えて、スーパーカー展示、ドリフトカートの試乗(群馬自動車大学校様の協力)が、模擬店のない寂しい状況を補っていました。また、ステージでは、午前中に軽音楽部、吹奏楽部の演奏、午後は仮装コンテストで大いに盛り上がりました。PTAの豪華景品をそろえたくじ引きも生徒や来場者をわくわくさせました。9時30分から16時までの短い時間ではありましたが、コロナ禍で不安と戦いながら、工夫を凝らして何とか開催にすることができた白陵祭のおかげで、当たり前にできることがいかに難しく、そして有り難いことかがわかりました。3年後の白陵祭は、新型コロナウイルスが完全に収束し、地域の方々やOB・OGの皆さんに気兼ねなく来場して頂ける状況にあることを心から願います。

 

【白陵祭家族公開】アルバム

第20回白陵祭校内公開

11月19日(金)、第20回白陵祭がついに開会しました。放課後などを利用して、準備してきた各団体の出し物がプレオープンし、生徒たちは楽しんでいました。また、全日制の出し物に定時制の生徒が参加したり、その逆があったりで全日制と定時制の交流が深まったと思います。明日の家族公開に向けて、多くの団体が今日の反省をもとに教室のレイアウトを変更したり、必要物品を追加購入したりしています。楽しみにしてお越し下さい。

 

【白陵祭校内公開】アルバム

「2021夏とくイベント」

自動車科3年生(13名)が、7月23日(金)に、群馬県生涯学習センターで開催された「2021夏とくイベント」に参加しました。子供から大人まで、幅広い年齢層のお客さんに自分たちで製作・整備した電動カートに乗ってもらいました。多くの方々に楽しんでもらえたので本当に充実した一日となりました。
延べ252人のお客さんが、この電動カートに乗ってくれました。有難うございました。

 

   

ミニマナーアップ運動

4月15日(木) 8時15分から45分まで、令和3年度ミニマナーアップ運動が行われました。交通マナーの向上や挨拶励行などを目的としており、本校正門、本校入口横断歩道、八幡宮駐車場前横断歩道で、生徒会本部役員と本校職員が元気な挨拶を交わし、交通マナーの向上を呼びかけました。

 

令和3年度入学式

4月8日(木)、本校体育館にて令和3年度入学式が行われました。
各担任より呼名がなされ、校長より入学が許可されました。
本日より渋工生としての誇りを胸に充実した高校生活を送ってほしいと思います。

 

コロナ禍での卒業式

 3月1日(月)、本校体育館にて令和2年度卒業証書授与式が行われました。新型コロナウイルス対策により、在校生は各ホームルームにてオンラインでの参加となりました。天候にも恵まれ、厳粛な中にも心温まるものとなりました。
 卒業生は卒業証書を受け取り、未来に向かって出発していきました。
卒業後は進学や就職とそれぞれが異なる道に進むことになりますが、渋工卒業生としての誇りを胸に活躍をしてほしいと思います。

「空飛ぶ車いす」

機械科で取り組んだ課題研究「車いす修理」がみなかみ町社会福祉協議会のHPに掲載されました。

社会福祉法人みなかみ町社会福祉協議会
http://minakamishakyo.jp/?p=3365

「空飛ぶ車椅子プロジェクトについて」
「空飛ぶ車いす」とは、飛行機で運ぶ車いすのこと。日本の工業高校生が廃棄の運命にある中古車いすを再生し、世界各地の人々にプレゼントするボランティア運動のことです。渋川工業高校機械科では令和28月にみなかみ町社会福祉協議会から廃棄予定の車椅子を9台譲り受け、課題研究として修理に取り組みました。台湾から取り寄せたタイヤのサイズが微妙に合わないなどのトラブルもあり、先日やっと2台が完成し、プロジェクト主催団体宛てに出荷しました。今年度はコロナで飛行機が飛ばないため、台数がまとまったところで貨物船で東南アジアに送られる予定です。現地では車椅子は非常に高価なため、日本からやってくる車椅子は大変感謝されるとのことです。

   


臨時休業に関するお知らせ

○新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業の延長について

 
  保護者通知(休業延長).pdf

○健康観察の記録表


  健康観察表(5月).pdf
 

○生徒及びその家族の新型コロナウイルスへの感染報告について

新型コロナウイルス感染症の感染が疑われPCR検査を受けることとなった場合及び感染が確認された場合は、速やかに学校(0279-22-2551)に連絡をしてください。

令和2年度入学式


 4月8日(水)、本校体育館にて令和2年度入学式が行われました。
新型コロナウィルス対策のため十分な換気を行い、間隔をとりながら実施いたしました。
各担任より呼名がなされ、校長より入学が許可されました。
 本日より渋工生としての誇りを胸に充実した高校生活を送って欲しいと思います。

卒業証書授与式


 3月2日(月)、本校体育館にて令和元年度卒業証書授与式が行われました。新型コロナウイルス対策により、在校生は不参加(ただし全日、定時の各生徒会長1名のみ代表参加)、来賓の方も少人数で行われました。保護者の方々にはお越し頂き、厳粛な中にも心温まるものとなりました。
 卒業生は卒業証書を受け取り、未来に向かって出発していきました。
卒業後は進学や就職とそれぞれが異なる道に進むことになりますが、渋工卒業生としての誇りを胸に頑張っていって欲しいと思います。





入学式

4月10日(月) 平成29年度 入学式が行われました

多くのご来賓・保護者の皆様にご列席いただきありがとうございました。
~学校長 式辞~を掲載しています。

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式 辞
 桜花爛漫、陽春のこの佳き日に、PTA会長 松井隆幸 様、同窓会会長 細川勉 様を始め、多くのご来賓の皆様、並びに保護者の皆様の御臨席を賜り、ここに平成29年度群馬県立渋川工業高等学校の入学式が盛大に挙行できますことは、大変大きな慶びであり、衷心より感謝を申し上げます。
 ただいま入学を許可いたしました全日制160名、定時制18名の新入生の皆さん、そして保護者の皆様、本日はご入学誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
 さて、本校は地域の要請によって昭和33年に創立された、北毛を代表する工業高校であり、本年秋には創立60周年の記念事業が予定されております。
 また、前年度末までに、全日制・定時制併せて11,360名を数える卒業生は、北毛地区のみならず、群馬県あるいは全国や海外で、「工業立国日本」の技術を支え、また牽引し活躍ております。
 入学された皆さんには、そのような本校の歴史や伝統をしっかりと受け継ぎ、自信と誇りを胸に、これから始まる本校での新たな学校生活の第一歩を、力強く踏み出して欲しいと願っています。
 そこで、新たな高校生活を力強く、迷わず、前向きに踏み出すために、本日の入学式に当たり、皆さんに是非見つけて欲しい3つのことをお話ししたいと思います。
 まず1つ目は、これから始まる高校生活や、更には高校生活の先にある自分自身の人生の、具体的な「夢や目標」を見つけて欲しいということです。具体的な「夢や目標」があってこそ、私たちは様々な困難や課題に、意欲的に取り組めるのではないでしょうか。今日の日本の社会や経済の状況から推測すると、それほど努力や苦労をしなくても、なるようにはなるかもしれません。しかし、具体的な「夢や目標」がなければ、そしてその実現に向けて努力・工夫をしなければ、なりたいようにはなれません。「なりたい自分になる」ために、常に「夢や目標」を持ち、その「夢や目標」を忘れることなく、具体的な実現に向けて努力や工夫を続けて欲しいということです。
  2つ目は、皆さんの「夢や目標」の実現に向けて、具体的に進むべき道や進み方を指し示してくれる「先生や師匠」に出会うということです。更に付け加えるならば、知識や技術を超えて、人としての在り方や生き方を学ばせてくれる、そんな「先生や師匠」を見つけるということです。日本の伝統的な芸事・習い事の世界では、何年かかってもいいから「師事すべきすばらしい師匠」を見つけ、その教えを自ら請うことが、その道上達のための一大事と教えています。幸いなことに、本校では普通教科・工業専門科を問わず、たくさんのすばらしい先生方が教鞭をとられています。早く自分の「先生や師匠」に出会い・見つけ、知識や技術、そして人としての在り方・生き方を学んで欲しいと願っています。
 そして、3つ目は、「夢や目標」の実現に向けて学び・努力している皆さんを、励まし・支えてくれるかけがえのない「仲間や友人」を見つけるということです。「仲間や友人」とは、単に気のあった楽しい・おもしろいだけの人間関係にとどまりません。クラスやクラブの同級生や先輩・後輩をはじめ、自分自身を向上させてくれるよきライバルも「仲間や友人」です。特に、「高校時代の友人は一生の友人」と言われるように、入学後に皆さんが、本校でともに学び・高めあい・助け合える一生の仲間と出会い・友人を見つけられることは、充実した高校生活を送るうえで大変重要なことでもあります。一方、「仲間や友人」を見つけるということを逆の観点で言うならば、皆さん自身も相手から、かけがえのない素晴らしい存在として認められ、見つけてもらわなければならないということでもあります。人間関係は、お互いで築いていくものです。皆さんには、これから始まる高校生活の中で、お互いの存在を素晴らしいと思える「仲間や友人」と出会い、かけがえのない人間関係を是非築いていって欲しいと願っています。
 さて、「夢や目標」、「先生や師匠」、「仲間や友人」と、高校入学後に早く見つけて欲しい3つのことをお話ししましたが、これら3つのことには共通している大変重要なポイントが一つあります。それは、何でしょうか。それは、どれも自分自身で主体的・積極的に考えて行動しなければ、向こうからはやってこないということです。消極的に受け身的に待っていては、これら3つのものは見つけられず、出会うことは叶いません。そのような意味で、新入生の皆さんには、是非今日から、新たな決意のもと、主体的・積極的・創造的に高校生活に取り組まられることを、心から願い期待する次第です。
 結びといたしまして、私たち教職員は、お預かりしたお子様の充実した高校生活の構築と、具体的な進路実現に向け、全力で学校教育に取り組む所存であります。保護者の皆様におかれましては、本校の教育活動になお一層のご理解を賜りますと共に、ご家庭と学校や教職員が一体となったお子様の教育の更なる充実にむけ、今後とも変わらぬご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 また、本日ご多用の所、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様にも、重ねて心からお礼申し上げますと共に、今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げ、校長式辞といたします。

 平成29年4月10日  群馬県立渋川工業高等学校


卒業式

3月1日(水) 平成28年度 卒業証書授与式が行われました

多くのご来賓・保護者の皆様にご列席いただきありがとうございました。
~学校長 式辞~を掲載しています。
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 式 辞 
 周囲の山々にはまだ残雪を望む中、各地からは花の便りも届き始めた今日の佳き日に、群馬県立渋川工業高等学校全日制第五十七回・定時制第五十一回卒業証書授与式が、公私ともにご多用の中、松井PTA会長様、細川同窓会長様、樋口後援会長様を始め、PTA本部並びに同窓会役員の皆様、更には学校評議員の皆様や、本校が大変お世話になっております関係企業の皆様、そして茂木前校長先生のご臨席を賜り、このように厳粛のうちに挙行できますことは、この上ない慶びであり、心から感謝を申し上げます

 さて、卒業生保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。晴れの卒業式を迎えるに当たり、心からお祝い申し上げます。そして、本日まで本校教育活動に対し頂戴いたしました皆様のご理解とご支援に対し、厚くお礼を申し上げますと共に、お子様たちの成長を見守りながら様々なことを感じ・考え共に歩んで来られた月日に思いを馳せる時、改めて今までのご労苦に対し、深甚なる敬意と謝意を申し上げる次第です。

 さて、ただいま卒業証書を授与いたしました全日制百四十名、定時制三名の卒業生の皆さん、ご卒業誠におめでとうございます。

 皆さんは、三年前あるいは四年前、期待に胸を膨らませ本校の門をくぐり、高校生活を始めました。そして、本日晴れて卒業式を迎えるまでの間、白陵祭や修学旅行を始めとする様々な学校行事や、工業高校としての実学重視の学習活動、さらに仲間と共に栄冠を目指して励んだ部活動や、休み時間や放課後あるいは休日に友人と一緒に過ごした時間等、かけがえのない様々な経験を積んできました。恐らく、今思い返せば、それら一つ一つの出来事が、切なくも貴重な思い出や体験となり、自分自身を大きく成長さたことに気づくかも知れません。

 さて、これからの皆さんは、就職や進学などその進路は様々と思いますが、人により早い遅いの違いがあっても、いずれは社会人として仕事や家庭を持ち生活を送ることになります。その社会は、急速な情報化、グローバル化、少子高齢化が現実となり、大きな社会的変化をもたらしていることは周知の通りであります。皆さんには、そんな変化が激しい社会の中で、必要とされる人材となるべく、健康で力強く意欲的に生きて欲しいと心から願ってやみません。

 そこで、皆さんの卒業に当たって、私からのはなむけの言葉を贈りたいと思います。

 それは、「創造と継承」についてです。通称ロボコンの創始者でロボット工学博士の 森 政弘(もり まさひろ)先生の言葉として以前に紹介したことがありますが、もう一度紹介をしたいと思います。それは、「創造なき継承は形骸化をもたらし、継承なき創造は稚拙の域を出ない。」という言葉です。「何が重要で何を残さなければならないか。何のためにどのようなものを新たに創り出すのか」。このことを、卒業後も是非忘れずに立派な社会人となって欲しいと願っています。更に付け加えるならば、新たな「もの」や「こと」を創り出したり始めたりすときには、重要な要素として次の三つの考え方がよく言われます。その三つとは、「独創性・オリジナリティー」と「革新性・イノベーション」そしてもう一つが「普遍性・ユニバーサリティー」です。

 もう少しわかりやすく表現すると、仕事も人生も「自分らしく・自分たちらしく」、「今までにない新たなもの」を、「原理原則や基礎基本を大切に」創り出すこととも言えます。

 高校卒業は、通過点です。これからまた新たに始まる人生には、想定外の出来事も色々とあろうかと思います。様々な場面で「工業立国日本」を支えるために必要とされる人材となり、かつ悔いなく人生を送るために、是非「継承と創造」、更にその重要要素としての「独創性・革新性・普遍性」を忘れることなく、自らを磨き、高める努力を怠らないで欲しいと願っています。 

 結びに、皆さんには、本日卒業式を迎えるに当たり、皆さんの高校生活を支え励ましてこられた、ご家族への感謝の気持ちを忘れないで欲しいと思います。また、皆さんと一緒に様々なことに笑い・泣き・支え・励ましあった仲間の存在や、皆さんを叱咤激励してここまで導いた担任の先生並びに本校教職員のことも、忘れないで欲しいと願っています。

 以上、名残つきませんが、これから新たに始まる、卒業生皆さんの、限りないご活躍とご発展・ご多幸を心から祈念して、式辞といたします。

 平成二十九年三月一日   

 群馬県立渋川工業高等学校 

                   校長 谷 勝彦

学校長 式辞 映像を見ることができます

ゴム動力自動車コンテスト

ゴム動力自動車コンテスト(10/30土・高崎キッズ広場)

一般道を封鎖した70mの特設コースでタイムを競うこのレース。
今年は緩い上り坂にコースが設定され各チームが苦戦する中順調に走って1本目11位、2本目は各チーム限界までゴムを巻いてタイムアップを狙う。昨年優勝の高崎産技専を始め有力チームがゴム切れでリタイアする中、渋工はわずかにタイムアップに成功!!
最終結果は、16秒33で13位であった。